お店のコンセプトの設定はお店づくりの基本です。
では、どうやって考えていったらいいのでしょうか?
まずは、思い浮かぶアイディアをすべて紙に書き出してみましょう。
夢見ているお店のイメージ、お気に入りの店の特長、店名など。
100個を目安にどんどん書いてみてください。
そして整理していくと、似たようなキーワードがたくさん出てきたり、目指す方向性が見えてきます。
自分の理想のお店はどんなイメージか。
考えすぎてわからなくなった時は、“お店のキャッチコピーを作る”という作業をすると明確になってきます。
例えば…
「子どもと一緒にカットができる近所のファミリー美容室」
「イタリアの隠れ家ホテル風のキラキラしたエステサロン」
という感じ。
30文字以内を目安に、あなたの店のキーワードを盛り込んでわかりやすく伝わりやすいコピーを考えてください。
「ビターコーヒーがおいしいビジネスマンの休憩カフェ」
「フランスの路地裏にありそうなハンドメイド雑貨店」
「20代おしゃれ女子のためのスピード重視まつエクサロン」
キャッチコピー、コンセプトが固まってきたら、その店に必要な物、必要なことを考えてみましょう。
100個を目安に書いてみてください。
10個位で手が止まって書けなくなってしまったら、情報や知識が不足しています。
「何となく憧れていただけで、南フランスのことよく知らなかったな。」
「ハンドメイド雑貨の人気店のディスプレイをもっと研究してみよう。」
「リゾートホテル風の特長って?どうしてリゾート風がいいと思ったんだっけ?」
あなたのお店のコンセプトに関する情報を深く掘り下げて調べたり、イメージ画像を集めることで方向性が固まったり修正の必要が出てくるでしょう。
どんな商品を売り、どんなお店として認知されたいのか。
どんなお客様に来ていただきたいか。
コンセプトを作り、お店のブランドを作っていきましょう。
もちろん私も一緒に考えたり情報を集めたり、店舗デザインでの表現をご提案します。
でも、ベースの部分を決めるのは、“あなたの想い” です!
選ばれる店になるために、とことん考えてみましょう。