前回のコラムを読んだ方から、「工事の途中で変更希望が発生するのはどんな部分ですか?」というご質問をいただきました。

例えばどんな変更を検討する場合があるのか、数例挙げてみますね。

ハルカフェ様外観パース中サイズ

『実際の場所で見たら床に貼るタイルの色が濃く感じたので、薄い色に変更したい。』
→床の材料の発注前なら問題なく変更できます。
ただし、床の色に合わせてドア枠を塗装していたり、オリジナルの家具の製作が進行している場合もあります。
全体の雰囲気や、当初のコンセプトをよく考えてから変更を決定しましょう。

『低コストにするために「店内は天井を作らずに配管はむき出しで」と決定していたが、エステルームだけは天井を作って隠したい。』
→追加費用と、天井を作る効果のバランスを検討しましょう。
天井を作らずに気になっている配管に“塗装をする”“目立たない色のカバーをする”という方法もあります。

『シャンプーボウルとシャンプーチェアを別メーカーのものに変更したい。』
→水道管やガス管の工事終了後だと、配管位置の調整が必要になります。
早いタイミングであれば、追加費用が少なくてすみます。

『収納スペースは最小限でいいと思っていたが、追加で壁に棚をつけたい。』
壁に重たいものを取り付ける時には、壁に下地材を入れて釘が打ち込みやすい壁にする必要があります。
軽いタイプや、可動式の棚などは、気軽に追加取り付けできますのでご相談ください。
『マンション住人から要望が出て、エアコンの室外機の設置場所を変更しなくてはいけなくなった。』
→マンション1階の店舗物件などの場合、共用部に置く物は事前にマンションの管理組合や理事会に許可をもらってから工事をします。
しかし、工事が進むにつれて、「熱風が通行人の顔にあたりそう」「駐車場への入庫がしにくくなる」等、住人の方から思いもよらないクレームが出ることがあります。

オープン後のトラブルを避けるためにも、できる限り対応した方がいいでしょう!

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出来上がっていく自分の店を見ながら、気になる点が出てきたり、優柔不断な気持ちになることはよくあることです。

また、工事現場ではいろんなハプニングによって決断を迫られる場面があります。

あなたにとって、お客様にとって、一番いい方法を一緒に探っていきますのでご相談ください。
納得のいく決断ができて、明るい気持ちでオープン日を迎えられますように♪