毎日のお店の運営に慣れるまでには、いろんな失敗が付き物です。
先輩起業家さんの“あるあるネタ”を4つご紹介します。

■夕方には外灯を!
意外と多いのが、外灯の点け忘れ。
外部の照明はタイマーで自動点灯するタイプをおすすめしていますが、手動スイッチの方はお忘れなく!

暗くなった時間帯に、外灯や看板の照明がついていないと「もう閉店した店」「陰気くさい店」に見えてしまいますよ。

ちなみに照明のタイマーというのは、こういうもの↓
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(画像はパナソニック商品ページよりお借りしました。)

入れ忘れ・切り忘れが防止できます。
季節によって日が暮れる時間が違いますので、半年に1回程度、設定時間を変えて使用します。

■店の場所が説明できない…
オープン直後は、地元以外のお友達が訪ねてくれることがよくあります。

そんな時、電話での問い合わせに要領よく道案内ができず、モタモタして店内の仕事が滞ってしまうというミス!

電話で短時間で説明できるように、電話口にメモを貼っておくとスムーズです。

例えば
「公共機関の場合は○番のバスに乗って●●のバス停で降りて進行方向に1分歩いてください。
緑色のテントが目印です。」

「お車の場合は、△△書店が目印です。その○○の交差点を左折していただくと左手に見えます。
駐車場は店の前に2台あります。満車の場合は申し訳ありませんが向かいのコインパーキングにお願いします。」
という感じにわかりやすい文章を用意しておきましょう。

そして、
・ホームページやチラシにわかりやすい地図を載せておく。
・離れた場所からも発見しやすい看板を設置しておく。
ということもお忘れなく。

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■駐車場がわかりにくい

お店の目の前に駐車スペースがある場合はいいのですが、少し離れた場所に駐車場を借りた場合は「場所がわからず迷った」と言われることがあるようです。

「○○駐車場の9番と10番です」とホームページや口頭で伝えてもお客様には覚えにくいものです。
店名のプレートを付けましょう。

サイズにもよりますが、プレートは4,000円程度で数日で製作できます。
お客様が駐車場内で迷ったり、間違った場所に駐車して近隣の方にご迷惑をかけることがないように早めの対応を!

■ラッピングができない
思いがけないプレゼント包装の要望に、あわててしまったいう話もよく耳にします。

準備不足をおわびしたうえで、可能な範囲で対応しましょう。
包装資材はあっても、不慣れで長時間お待たせしてしまうことも多いようです。

「スタッフ全員がラッピングできるように練習しておけばよかった…」
「包装紙で包むのが下手すぎるので、ボックス、袋、リボンを充実させることにした」
「形を作ったリボンをストックしておくようにしてから、慌てずに対応できるようになった!」
という経験者の声を参考にしてくださいね。

ラッピングする場所、包装資材の置き場所なども、早い段階でシミュレーションしておくと安心です。

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とはいえ、オープン直後は何から何まで自分でしなくてはいけない多忙さにテンテコ舞いで、何かと抜けてしまうものです。

やることリストを作って、日々対応!
お客様にとって快適なお店になるよう、修正していきましょうね。